2018-01-01から1年間の記事一覧
夏休み。 私は子どもたちと日本へ帰省した。 相手が、子どもたちをこの国から出さない命令を取り付けたせいで (正確には、私が子どもたちをこの国から連れ出すことを禁止されている) 去年は帰れなかったが、今年は裁判所から夏の帰国を許されたので、 帰る…
私は元々、愚痴を言うのは好きではない。 愚痴を言うくらいなら、改善策を探したいと思っているからだ。 愚痴を誰かに言うこともしてこなかった。 そんな時間がもったいないし、 愚痴を言ったところでスッキリなんかしないからだ。 もちろん、愚痴を聞かなき…
3月中旬に、裁判所に提出した離婚申請書は、 かなりの時間を掛けて、ついに相手のもとに届いた。 本来なら、数日後に届けられるはずなのだが、 配達人が忙しかったらしく、なかなか家まで届けに来てくれなかった。 その間、約三週間。 イースターを祝うこの…
2018年3月22日、ついに離婚申請を裁判所に提出した。 正確には、私の弁護士さんが提出をしたので、 私は外見上ではいつもと変わらない一日を過ごした。 提出する前の日、弁護士さんから連絡があった。 明日、提出すると。 そして、その日の今日、私は仕事を…
外国に住む私は滞在許可証が必要であり、その更新が迫っていた。 今までは相手の配偶者として、滞在許可証を更新してきた。 離婚の決意を固めている私は、相手の配偶者として更新するのは、 如何なものかと思っていた。 相手は私と離婚したくない。 相手は、…
離婚において最大の難関は親権であると思う。 私が住んでいるこの国は、共同親権が普通である。 つまり、単独での親権はかなり異例ということになる。 私は単独での親権を希望している。 そのことは、一番最初に知り合いの弁護士さんを訪れたときから その旨…
国際結婚で海外在住の私にとって、この国に住むためには、 滞在許可証を保持している必要がある。 私のようにこの国の国民の配偶者として申請している者の 滞在許可の最長年数は、5年である。 そして、私の滞在許可証は今年の4月末で切れる。 この国に住むに…
私が住んでいるこの国。 相手の故郷であるこの国は宗教をとても重んじている。 それ自体は、私は悪いことだとは思っていず、 むしろ良いことだと思っている。 日曜日には多くの国民が教会に行き、祝日も宗教に関するものが多い。 私は神やら宗教やらを、そん…
自己愛性人格障害者の人と長く暮らして分かったこと。 裏表がある。 当の本人は、まさか自分が裏表があるとは自覚してないだろう。 初対面の印象は、とても良い。 物腰柔らかく、聞き上手で話し上手、 場を盛り上げるのも上手いし、人への気遣いもさり気なく…
知り合った当初から、ちょっとオーバーだなぁ、とは思っていた。 でも、すべてのことではないし、いつもそんなにオーバーでもないし、 と、考えていた。 こういう人なんだよ、 この人の個性だよ、と、思っていた。 その時は、ここまでだとは、思ってなかった…
私が住んでるこの国。 夏に裁判は一切行われない。 7月と8月、裁判申請書類などの受理はするが、 肝心な裁判は9月にならないと行われない。 だから、9月になってから離婚申請書の提出をすることに、 私と弁護士さんは決めた。 9月は、離婚申請書の作成に時間…
離婚はすべきではない、と思っていたし、 できることなら避けるべきだと今でも思っている。 特に子供がいる場合は。 生活の変化、環境の変化、何もかもが今までと違ってしまうことは、 大人ですらそれに慣れるまで大変であるのだから、子供には尚更である。 …
私は、相手に離婚を告げる日を慎重に考えていた。 第一に子どもたちのことを考えた。 子どもたちの誕生日などのイベントにぶつからない時にしようと決めていた。 それらが終わるのは2月末。 私は毎日のように、恫喝されていた。 相手の言うことを聞かない長…
去年の夏休みが始まる前、私の弁護士さんは、 子どもたちに対する出国禁止命令の 一時停止の申し立てをした。 夏だけは、日本に戻れるようにして欲しい、という私たちの申し立ては、 寛大に裁判所に受け入れられ、 あとは相手側と合意を交わすだけであった。…
私が離婚したいと、相手に言ったところ、 相手は子どもたちを出国できないようにさせた。 日本で言うところの、 親子断絶防止法のようなものなのかもしれない。 ただ、こちらで言うところの、出国禁止命令は、 私が子どもたちを今住んでいるこの国から、 相…
俺は知ってる! 相手がよく言ってる言葉だ。 しかし、実際には、ろくに知らない。分かっていない。 大体全てのことにおいて、俺は知ってる!と言う。 その中でも、特にお金が絡んでくる事項や、 人が絡んでくる事項になると、 この言葉が必ず出る。 俺は知っ…