自己愛性人格障害と国際離婚

自己愛性人格障害者と離婚する決意をしながらもまだまだ決着がつかない海外在住者の独り言です。

私が知ってる自己愛性人格障害者の特徴 その2 ケチ

タイトル通り、私が知ってる自己愛性人格障害者は、

ケチである。

しかし、相手にそれを言うと、酷く怒る、激しく怒る。

 

結婚して初めの頃は、まだ結婚したばかりで、

何かと大変だったので、それに気づかなかった。

むしろ、そのケチを応援していた。

これから家族を築く相手の姿勢と捉えていた。

相手の国に引越しした時も、同じ気持ちだった。

引っ越したばかりのときは、何かと揃えなければいけないものが多かったので、

私も相手も買い物に最新の注意を払っていた。

相手が仕事を見つけ、働きだしても

私たちはお金の使い方に気を付けていた。

 

私は上の子がまだ小さかったことと、それに下の子も暫くして身籠ったので、

私は自分の貯金などで、出来る範囲で家計を助けてきた。

 

私は常に家にいることから、特に欲しいものもなかったし、

小さい時から人におねだりするのが苦手な人だったので、

誕生日やらのイベントで相手に特に何かを買ってもらったことはなかったし、

祝ってもらうこともなかった。

 

周りの友達が、ご主人から誕生日のプレゼントをされるのを見ると、

私はちょっと悲しい気分にはなった。

それでも、相手は新天地で家族のために頑張っているんだから、

私は家にいるんだから、と、思い直していた。

 

しかし、時が経つに連れ、こいつはケチなのではないか?と、

思い始めるようになった。

一度だけ、ブーツを買ってもらったことある。

最初に私がほしいと思ったのは、7000円くらいのものであった。

相手はそれを買うのに難色を示し、他のところも見に行こう、

と提案してきた。

他のところで4000円くらいのを見つけた。

それならいいよ!と、相手は買ってくれた。

結婚して一度もプレゼントをねだったことなどなかったのに、

初めて欲しいものがあったのに、

値踏みされたことに驚いた。

 

それでも、相手は家族のために働いているのだから仕方ない、

私は贅沢を言ってはいけない、

と自分に言い聞かせていた。

 

家族で外食するのにも必ず値踏みした。

まず、値段を見てから入るのを決めていた。

予想以上に、相手にとって値段が高いと思われた外食の時は、

相手は家に帰ってすぐに、自分の弟や数少ない友達に電話して愚痴った。

外食は、楽しくない行事へと変わっていった。

すごく安い店では、これみよがしに大盤振る舞いをした。

他のテーブルに聞こえるように、ほら、もっと頼めよ!遠慮するな!と、

子どもたちに言う。

ファストフードのお店でもそういう態度をする。

 

ブッフェスタイルのレストランでは、最悪だ。

食べきれない量のご飯をお皿に盛る。

子どもたちにも、それを強要する。

私は子どもたちに、

まず食べられる量を持ってきて、

それを食べたら、お代わりしなさい、と言うのだが、

相手はそんな私を馬鹿にする。

 

お上品ぶってんじゃねえよ!と、言う。

そんなことして、この料理がなくなったらどうすんだ?

同じ食べ物が出てくるとは限らないんだぞ!と、非難する。

 

てんこ盛りされた相手のそのお皿、見るだけでも気持ちが悪い。

相手は、やっぱり全部食べきれない。

それを悪いとも思わない。

汚ないお皿を下げるお店の人に、私は申し訳なく思う。

 

相手は行く店行く店で、必ず砂糖や塩、胡椒、はたまたナプキンまで持って帰る。

相手は鞄を持って行動しないので、私の鞄に入れようとする。

嫌なので、止めてほしいと言ったら、

このご時世いつ戦争が来るか分からない。

食糧難になったとき、困るのはお前だぞ!と、返してくる。

相手は変な持論が大好きなのだ。

 

私は最近は家族全員での行動をしていない。

離婚裁判も控えてることから、一緒に行動するのを止めている。

相手は私が離婚裁判をすると、まだ思っていないようだが‥

現在は、私が子どもたちと三人で外食をするか、

相手が子どもたちを連れて外食に行くか、

出掛けるときはこのパターンが定着している。

 

一度、相手が子どもたちを連れて、ブッフェスタイルのレストランに行った。

子どもたちは、憤慨して帰ってきて、私にこう言った。

 

「もうお父さんとご飯を食べに行きたくない!

お父さん、自分の分は頼まなかったんだよ。

僕たち二人分の注文して、自分はコーヒーだけ頼んだの。

でも、僕たちに料理を取ってこさせて、

店員さんに隠れてコッソリ食べるんだよ。

見つかったら、僕たち追い出されてたよ。

すっごい恥ずかしかったよ。」

 

今日も家には、たくさんの砂糖、塩、胡椒、ストローなどがある。

今回の話は、主にご飯のケチだったが、

他にもあらゆるところでケチである。

正直な話、すべての面でケチである。

そのあたりもまたいつか、書きたいなあ、って思う。