自己愛性人格障害と国際離婚

自己愛性人格障害者と離婚する決意をしながらもまだまだ決着がつかない海外在住者の独り言です。

国際離婚だから

国際離婚は、とても大変だというのはわかっていた。

まさか、自分がその立場になるとは思わなかった。

でもついにすると決めた。

だから、慎重に、そしてしっかりと、

事前にことを進めていこうと思っていた。

幸い、私には知り合いに弁護士がいた。

相手に離婚を切り出す前に、

知り合いのその弁護士さんに相談した。

弁護士さんは、私の離婚の決意は当然だと言った。

理由も十分だ。

ただ、親権はこの国では共同親権が当たり前なので、

そこで争われたり、

ましてや、私が日本に子どもたちを連れて帰ることに、

相手が反対したら厄介なことになるよ、と言われた。

私もそれを危惧していたが、

多分相手は私の言うとおりにせざるを得ないと思う、

と弁護士さんに伝えた。

弁護士さんも、そうなりそうだね、と答えた。

 

相手に離婚をしたいと告げてから、2.3週間後に、

その弁護士さんのところに二人で訪れてた。

相手の方から、円満離婚で、親権は私で、

そして私と子どもたちを日本へ、とすでに私は言われていた。

弁護士さんにも、同じことを相手は言った。

月々、決まった額の養育費は、仕事がないから払えないから、

離婚時にまとまった金額を渡したい、とまで言ってきた。

 

しかし、その後、とんでもないことが起こった。

 

しばらく過ぎてから、弁護士さんから私のところに

メッセージが届いた。

相手が離婚したくない、だから闘うことにした、と

弁護士さんに言ってきたとのこと。

 

そして、その三日後、私のもとに裁判所から書類が届けられた。

 

それは、子どもたちの出国禁止命令だった。