自己愛性人格障害と国際離婚

自己愛性人格障害者と離婚する決意をしながらもまだまだ決着がつかない海外在住者の独り言です。

国際離婚だけど

国際離婚だけど、私は楽勝だと思ってた。

楽勝とまでは言わなくとも、まあ、何とかなるさ、

などと気楽に構えていた。

それだけ、相手には持ち手がないからだ。

 

まず、相手には定職がない。しかももう5年近くない。

数々の怒声を聞いているご近所さんも多い。

離婚を私が切り出す前までは、

毎日のように大声で私達を威嚇していた。

一度、警察に通報されたこともあったが、

当時の私は離婚を考えるまでには至ってなかったので、

相手が不利にならないようにした。 

(今から思えば、あの時ちゃんと伝えてれば良かった、

と悔やまれるが)

子供に対してもほとんど何もしてこなかった。

全て私任せで、でも本人はあれこれ言い訳をして、

自分の全てを正当化していた。

いつも相手は、私を脅すために、離婚だ!

そして子どもたちは俺のものだ!と騒いでいた。

でも、私もようやく分かってきた。

 

この人には、子供達の面倒など出来ないと。出来るわけないと。

 

だから、私が離婚したいと伝えたとき、相手は了承した。

 

了承せざるを得ないのだから。

お金もない、子供の面倒の見方も仕方もわからないのだから。

相手はすんなり諦めると踏んでいた。

 

予想通り、相手は了承してきた。

相手の方から、円満離婚で解決したいとも言ってきた。

離婚費用を最低限に抑えるために。

 

よし、終わった。と、私は思った。

後は色々な手続きを、弁護士さんにやってもらえばいいだけだ。

そう思っていた。

 

ここから長い闘いが始まるなんて思ってもみなかった。

 

そして、私の離婚は、自己愛性人格障害との国際離婚である、

ということを後に知ることになったのである。