自己愛性人格障害と国際離婚

自己愛性人格障害者と離婚する決意をしながらもまだまだ決着がつかない海外在住者の独り言です。

自己愛性人格障害

人格障害にも色々あるらしい。

私は離婚する決意を固めた時、

その理由を纏め、それを知り合いの弁護士さんに渡した。

 

私は相手はうつ病か、躁うつ病なのかと思っていた。

しかし、弁護士さんは、それではなくもっと深い何かがある気がすると、

私に言った。

 

そこで、色々調べて、この自己愛性人格障害に辿り着いた。

ドンピシャだった。

 

自分をとても凄い人物と思っている。

相手に対しての共感性がない。

人を見下すが、自分より格上と思うものには媚を売る。

表では良い人。裏では豹変。

自分のためにはお金を掛けるが、それ以外はケチ。

周りの評価を気にする。

自分は特権階級の人物、

または、特権階級の人に知り合いがいる、認められているなど、と信じている。

自分の見た目を異常に気にする。

手柄は全部自分のもの。

失敗は全部他人のせい。

勝ち負けに異常にこだわる。

非を認めない。

ジェスチャーが大袈裟。

などなど。 

 

どうやら、自己愛性人格障害には二種類あるらしい。

自覚型と無自覚型。

相手の場合はどっちも被ってる気がした。

また、演技性人格障害というのも被ってる気がする。

 

この自己愛性人格障害は、

幼少期での性格形成に多少なりの健全さが欠けていたことで、

なってしまうものらしい。

 

両親が過保護過ぎたか、またその真逆かで、形成されてしまうらしい。

私は相手の両親を知らないので、なんとも言えないけど、

相手の言動を見てると、多分両方だったのではないかなぁ、と思う。

 

上手く出来たらべた褒めで、何か失敗したらとことん責める、

そんな環境で育ったのではないかなぁ、と思う。

 

しかし、今の私は相手に一切の感情もないので、

そんなことはどうでもいい。

 

どのサイトで調べても、必ず書いてあることがあった。

自己愛性人格障害は、その特徴ゆえに、

自分では気づくことは困難で、ましてや治療して治したい、

と思う人はなかなかいない。

また、その横柄な振る舞いから、日を追うごとに周りから煙たがられ、

歳を取るにつれて、症状はさらに悪化。

治る見込みは皆無に近い。

 

そして、この言葉が特に強烈だった。

自己愛性人格障害と生活を共にしても、報われることはない。

解決策は縁を切ること。

逃げること。

 

納得した。

 

それしかない、と思った。

物理的に逃げることはできないが、

絶対に縁を切らなければいけない。

相手に同情することなどしてはいけない。

助けようともしても意味がない。

今まで、散々してきた。

相手に寄り添うように、考えてやってきた。

相手の抱えている苦しみを理解して、助けようと努めてきた。

でも報われたことは一度もなかった。 

何も変わらなかった。

いや、いつも私が悪い!と責められていた。

 

そりゃそうだ。

自分が一番だと信じている人なのだから。

俺は正しい!と信じている人なのだから。

共感性がない人なのだから。

これに気づけたことは、大きかった。

 

私は自分の人生と、子どもたちの人生を大事に生きていきたい。

もう終わりにしたい、と強く思った。